アグリコ講師派遣の講習会
都市農業におけるマーケティングを考える
日程 2008年2月19日〜2月20日
主催 さいたま市農業後継者対策協議会
会場 さいたま市見沼グリーンセンター 関根潔
■参加者 さいたま市内農業者 他
講師 NPOアグリコ 理事長 冨田きよむ氏
写真関根 舟田 南原 ・ 文責:南原
研修内容
さいたま市は人口120万人の政令指定都市。
そこでの農業は意外にも、大規模主穀作・植木・葉物や伝統野菜・観光果樹等様々で、また販売方法も市場出荷、庭先や直売所での販売、スーパーやレストランとの直接通り引き等多岐にわたり、多様な都市農業が営まれています。

冨田きよむ理事長をお招きし、「都市農業におけるマーケティングを考える」と題しての講演と、情報発信に必要な写真技術についてご指導頂きました。
都市農業におけるマーケティングを考える 2月19日 
精魂込めて作った農産物、その素晴らしさ、おいしさ・美しさをお客様に伝えるには何が必要か、安全安心の情報をお届けするにはどうしたら良いか。
1枚の写真が100万の言葉より雄弁に語りだす、その力強さについて実例を交えお話いただきました。
基本の撮影方法(室内撮影)
午後からはいよいよ撮影実習。
講師も参加者もやや緊張の面持ちで、実習が始まりました。まずは窓際で、障子紙を活用した商品撮影から。
撮影風景 真剣な後姿 トマトをトマトらしく撮る
こまつなとトマト はまぼうふう 桃の蕾
基本の撮影方法(屋外撮影)
次に屋外撮影の基本を学びます。女性の写し方は人物撮影の基本。光の方向、画面の切り取り方を学びました。
外での撮影 より美しく 彼女に花束を

お客様に商品の提案を(屋内撮影)2月20日
2日目は市内のトマト直売農家、関根さんのお宅を会場に勉強会が続きました。
お客様に商品をどのように楽しんで頂きたいか、商品のイメージを作り出し、写していきます。
農家での撮影 撮影方法を工夫 バラとスパゲッティ
朝ごはんに 煮豆をどうぞ 洋食のテーブル
農作業を伝えよう(屋外撮影)
農作業、畑の様子の記録も学びました。畑の作物は美しく、働く農業者は美しい、毎日の場面をいかに伝えるか、撮影方法を学びました。
こまつなハウスを撮る こまつハウスで 畑のこまつな
稲わら トラクターに乗る
実習終了後には、各自の写真をパソコンモニターに映し出し、講師より問題点を指摘して頂きました。
研修会を終えて、参加者からは、農業情報についての考え方が変わった、大変参考になったとの声が寄せられました。

冨田理事長には2日間にわたり、大勢の受講者に対し細やかに、熱心なご指導を頂きました。心よりお礼申し上げます。
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