アグリコ講師派遣の講習会
関東特別木刀
■2006年10月1日(日)
■会場 埼玉県春日部市・さいたま市  
■対象 アグリコミュニケーション おさしんMLメンバー
                写真 関根潔 折原紳浩 舟田一与 南原惠子
文責 南原惠子
講師:アグリコミュニケーション理事長 冨田きよむ

お彼岸も過ぎ、すっかり秋らしくなりました。
この日は、朝のうち晴れ間がのぞいたものの、午後から冷たい雨の降る肌寒い日に。
そんな秋の一日、「捨てカットを学ぼう」をテーマに、熱い関東特別木刀が行われました。
当日の講習の様子
■午前中
午前中は、折原果樹園を会場に講習が行われました。
農業を伝える農家のHPでは農家が主役。
この主役を引き立てる小道具であり、背景を伝え得る「捨てカット」を教えて頂きました。
見慣れた風景をもう一度見直し、切り取り方を考えることで、美しいシーンが見えてきました。

直売所に飾られた花 キウイ棚下に続く収穫台車の轍 さぁ梨畑に出かけましょう
講師に「ここを狙ってごらん」と教えられ
撮影写真をモニターで見せて頂きます。

さて、同じように撮れるかな?
難しい。。。(T_T)
講師の後姿を臨む
ブドウ畑の先にはトラクタ小屋が 梨畑にも秋が来ました
草加煎餅でひと休み 朝のうち静かだった直売所も、10時を過ぎる頃には
賑わいはじめました。
何かと気を使ってくださる奥様に申し訳なく、
はたまた、お客様にもご迷惑かも。。。

早めのお昼をと、折原果樹園をあとにしました。
■午後
美味しい蕎麦を食べたあと、やまた園芸へ。
冷たい雨が降り出しましたが、「雨が降ってたって、撮るところは沢山あるんだよ。」と講師。
いつもの庭や畑の中にある宝の数々を拾い出して頂きました。
庭から続く小道 冨田講師 蔵の前に立つ松の木
松と軒先 軒先の雨だれ
木陰から見える手洗い場 「暗い所は暗く撮るんだよ」

講師のアドバイスに、
写真の明るさを、モニターで
繰り返し確認する私達。
同じ風景も切り取り方、
ピントの合わせ方で
伝わることが違ってくる。

何を伝えたいのか、
どう撮るか、
カメラをどう使えばよいか、
教えて頂きました。
今日はトマト苗を定植しました 定植し終えた苗の列
夕方暗くなってきて、ストロボのおさらいをしました。
始めようとすると、奥様手作りのお料理が!
埼玉特産の栗・もろこ・八つ頭・きゅうりが並びました。
このみょうがも、美味しく変身したことでしょう(^_^)
穫りたてのミョウガ
秋の食卓
木刀が始まる前、「我家には写真になるところなんてないよなぁ」と話していた二人の園主。
しかし講習が進み、カットが増えるにしたがって、「我が家じゃないみたいだなぁ。。。」と感激し、参加者全員、いかに自分たちの目が節穴であったか、気付くことができました。
講師の冨田さんには、埼玉まで足を運んで頂いた上に、厳しくも温かい御指導を頂きました。
一同、お礼申し上げます。
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