アグリコ講師派遣の講習会
関東甲信北陸北日本自主研修
■日 時  2008年11月24日、25日
■会 場  東京下町、やまた園芸
■テーマ  下町を撮る。自然光での商品撮影。ストロボを使用した商品撮影。
■対 象  アグリコミュニケーション おさしんMLメンバー

講師:アグリコミュニケーション理事長 冨田きよむ


写真:関根 折原  南原 岡村 熊谷 須藤 平井 伊藤 島貫
文責:島貫

JR西日暮里駅に集合 まずはJR西日暮里駅に集合です。
今回は遠くからの参加者も多く、夜中に車を走らせ現地までやってきました。
初めての参加者は緊張の面持ちです。
東京下町を撮る
気になる撮影当日の天気は午後3時頃から泣き出す予報が出ておりましたが、撮影するのには十分な時間があるだろうと、下町撮影を決行です。
天候は晴れる事は無く、撮影には厳しい状況が続きます。
撮影写真は手ぶれのオンパレード。日ごろの訓練不足が丸出しです。

富士見坂から谷中ぎんざ、根津神社を通り抜け日比谷公園へと撮影していきます。
あちこちと撮影を進めていくうち、「撮影は晴れの日が基本」と思っていた常識が見事に崩されたのであります。
曇りの日だからこそ、光の方向を読む事によって浮かび上がってくる風景が、そこにはありました。
イチョウの葉
根津神社
富士見坂を下ってくるメンバー 東京下町
蒸かしいも、栗

撮影日は祭日という事もあり、にぎやかな下町でありました。
谷中ぎんざ界隈 谷中ぎんざ界隈 谷中ぎんざ界隈
日比谷公園 谷中ぎんざ界隈 谷中ぎんざ界隈 石島君何を撮る?

やまた園芸にて
やまた園芸看板 いつもお世話になっているさいたま市の、やまた園芸にて研修です。
商品撮影には絶好の日和となりました。
商品の持っている魅力を十分に引き出すためにはどの様にすれば良いかをみっちりと教えていただきました。

自然光での商品撮影

庭にテーブルを出しての撮影、縁側を利用した撮影、障子を通した柔らかい光での撮影と次々と進んでいきます。
イメージに合わせた配置、イメージに合った背景を組み合わせ、講師の冨田さんが手際よく商品を並べます。
お手本写真を見せて頂き、お手本どおりにと思いながら自分のカメラで撮影します。
ジャムとトマト
朝食のトマト
商品のレイアウトを考える冨田さん
自然光での撮影風景
梨を撮る須藤さん
ブドウジャムとヨーグルト
自家製小麦のパン

軒先の干し柿 新潟ぶどうジュース
梨 ブドウ
梨
さといも

日差しは刻一刻と変化していきます。
手際よく撮影する事が、良い写真を撮る事に必要です。
しかしなかなか体がついてきません。
自然光での撮影の様子
撮影の様子を厳しく見守る冨田さん
障子を通った柔らかい光での撮影
写真撮影をするメンバー達 ブドウジャム
縁側でぶり大根 梨

ストロボを使った商品撮影
農作業をしている農家にとって、昼間の撮影は限られた時間のなかでの作業となり、なかなか思うように出来ません。
そんな農家にとって、光の足りない時のストロボでの商品撮影は強い見方です。
撮影する商品によって、光のイメージを変えていきます。
自然光とはまた違った光が、商品の魅力を引き出します。
作業場でのストロボ撮影
湯気の立ったおでん鍋
くわいチップ キウイフルーツ

合評会
合評会の様子 それぞれが撮影した写真を映し出します。
映し出された写真を見ながら講師より問題点を指摘して頂き一同納得。
露出はもちろんですが、撮影時の目線の高さ、カメラの向きがお手本とは全く違っていました。
これまでいかに、見るポイントが違っていたのかについて気づかせていただきました。
 講習を終えて
講師の方はもちろんですが、集まった皆さんの思いが伝わってくる2日間でした。
今回の研修での失敗を明日の糧として、これからより一層各地域で皆さんそれぞれ頑張る事と思います。
トップページへ戻る  講習会のトップへ戻る

- Copyright(c) 2003-2008 NPO AgriCommunication. All Rights Reserved -